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近世長崎法制史料集3 享保元年〜嘉永六年 岩田書院史料叢刊15 清水紘一 ・柳田光弘・氏家 毅 編 2022年10月刊 A5判・548頁・上製本・函入 ISBN978-4-86602-142-3 C3321 16000円 (税別) |
既刊『近世長崎法制史料集1:天正8年〜享保元年(1580-1716)』に続けて、本冊では、吉宗政権始期の享保元年(1716)から、家慶・家定政権の交代期となる嘉永6年(1853)までを収めた。当初全3冊の予定でいたが、ページ数が大幅に増えたため、これ以降、明治6年(1873)までは、第4冊として刊行することとした。 本冊が対象とする近世長崎の中〜後期は、内外の歴史環境の変動期で、国内では、幕府・諸藩の財政悪化が顕在化し、享保期に断行された改革政治が寛政期・天保期に継続された。 長崎では前代に続き、唐蘭船が来航したが交易額は漸減する傾向を見せた。このため寛政2年(1790)長崎改定法令を施行した。また唐蘭以外にも、欧米露諸国のアジア・東洋圏への関心が高められ、その歴史的波動が鎖国日本に及ぼされた時期でもある。 |
【主要目次】 |
史料目次編年細目 【既刊】
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