天然痘との闘いV 中部日本の種痘

青木(あおき)歳幸(としゆき)・W.ミヒェル 編

2022年9月刊
A5判・343頁・上製本・カバー装
ISBN978-4-86602-138-6 C3021
7400円 (税別)
前書『天然痘との闘い』T九州の種痘U西日本の種痘(岩田書院、2018・2021)に続き、本書では、中部日本(中部・関東・甲信越)の種痘の実態を明らかにする。
【主要目次】 
序章 中部日本の種痘 青木 歳幸
【総論】近世日本における皮下人痘接種法 W・ミヒェル
【各論】  
越佐の種痘 西巻 明彦
越中の種痘 海原  亮
福井藩・鯖江藩の種痘と村部への出張種痘 柳沢芙美子
信濃の種痘 青木 歳幸
甲斐の種痘 中野 賢治
美濃・飛騨の種痘 杉村 啓治
尾張名古屋における伊藤圭介の種痘 山内 一信
【西日本の種痘 補遺】  
津藩の種痘 青木 歳幸
大和の種痘と谷三省(景命) 淺井 允晶
紀州古座浦の疱瘡騒動史料 青木 歳幸
【史料編】
美濃・飛騨における種痘史料 杉村 啓治
信濃における種痘史料 青木 歳幸
福井藩町医笠原良策門人帳「天香楼登門題名」 柳沢芙美子
ほうそうを物語る資料
-内藤記念くすり博物館の収蔵資料・書籍より-
稲垣 裕美
三枚の種痘宣伝引札 青木 歳幸
【コラム】  
佐渡の長野秋甫と蘭学者たち 西巻 明彦
伊豆の種痘 工藤雄一郎
美濃大垣における飯沼慾斎の種痘 杉村 啓治
三河の種痘 青木 歳幸

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