南北朝「内乱」 悪党研究会 編 2018年10月刊 A5判・288頁・上製本・カバー装 ISBN978-4-86602-058-7 C3021 5800円 (税別) |
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1988年に、佐藤和彦氏(2006年没)を代表として発足した「悪党研究会」30周年を記念して開催されたシンポジウム「南北朝「内乱」」(2017.6.17)の報告と、それを踏まえた特論7編を収録。『悪党の中世』(1998)、『悪党と内乱』(2005)、『中世荘園の基層』(2013)いずれも岩田書院)に続く第4論集。 |
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【主要目次】 | ||
T シンポジウム | ||
十四世紀内乱を考えるために−『太平記』再読− | 市沢 哲 | |
楠木一族と南北朝内乱−楠木正儀の地域支配− | 廣田 浩治 | |
南北朝期の名主・荘官職相論と守護被官の形成 | 徳永 裕之 | |
「内乱」の歴史的射程 −シンポジウム「南北朝「内乱」」へのコメント− |
佐藤 公美 | |
シンポジウム討論〈要旨〉 | 司会:櫻井彦 文責:渡邊浩貴 |
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U 特 論 | ||
「太平記」にみる庶民の活計二題−交換と世評− | 蔵持 重裕 | |
良慶・大進房・姫鶴女 −正和四年兵庫関悪党事件の背景− |
渡邊 浩史 | |
東国武士と南北朝内乱 −武蔵国足立郡三室郷の平氏一族を中心として− |
山野龍太郎 | |
紀伊国飯盛城合戦の実像 −六十谷定尚の考察を中心に− |
牡丹 健一 | |
建武新政下の宇佐大宮司職相論 −到津公連の評価をめぐって− |
徳永健太郎 | |
建武政権・南朝の武力編成と地域社会 −武者所職員の事例から− |
渡邊 浩貴 | |
南北朝内乱と悪党・地域秩序・幕府 −伊勢国大国荘を中心に− |
小林 一岳 | |