悪党と内乱 悪党論集A 悪党研究会 編(代表:佐藤和彦) 2005年5月刊 ISBN4-87294-382-1 A5判・380頁・上製本・函入 7900円 |
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前書『悪党の中世』(1998年、岩田書院)刊行の成果をふまえ、鎌倉期から南北朝期という時代に変質していったものは何なのか、という問題意識を共有しつつ、多様な視座から内乱の時代の社会変動を描き出す。 |
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【主要目次】 | |
T 悪党と荘園制社会 |
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内乱期社会と悪党問題―東大寺領大部荘・東寺領矢野荘を事例に─ 山間の「海賊」―鎌倉末期の悪党問題と請負代官― 「得宗被官」安東蓮聖 再考 尾張国長岡荘と堀尾荘の堺相論 播磨国田原荘における悪党事件発生の背景 |
佐藤 和彦 楠木 武 太田 順三 藤井 崇 櫻井 彦 |
U 内乱と社会変容 |
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中世における「悪」―“新仏教”の成立の基層をたどる視点から― 大宰府安楽寺における留守大鳥居家の成立と今川了俊 備中南部における地域社会と氏寺 ―庄氏・伊勢氏の曹洞宗氏寺を事例として― 南北朝期武家の兄弟たち―「家督制」成立過程に関する一考察― 貞和二年室町幕府平和令をめぐって |
小野澤 眞 徳永健太郎 徳永 裕之 田中 大喜 小林 一岳 |
V 史料と解釈 |
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「二条河原落書」について 悪党史料にみられる「百姓」について―百姓の立場からみた悪党行動― 叙述としての悪党―近年の中世史研究における悪党の位置づけ― 「悪党」史料一覧 |
原 美鈴 大竹 雅美 渡邊 浩史 大竹 雅美 |