電子環境における アーカイブズとレコード
−その理論への手引き−
Introduction to Archives and Records Management in Electronic Environments

青山英幸著
(駿河台大学大学院非常勤講師/1948年生まれ)

2005年9月刊
ISBN4-87294-390-2
A5判・258頁・並製本・カバー装

3200円
前著『アーカイブズとアーカイバル・サイエンス』(岩田書院 2004)に引き続く「記録史料情報学」のテキスト。本書は、英語文化圏において構築されてきた電子資源化されつつあるアーカイブズとレコードに関する基本的理論とその理論の形成過程の把握を縦糸とし、日本の現状を理解するために日本のアーカイブズや古文書学の現状紹介を横糸として構成。
【主要目次】
0 開講にあたって/テキストと授業の進め方
T 誰がレコードとアーカイブズを作成するのか? また何故作成するのか?
1 人々や組織は何故レコードを作成し保存するのか?
2 私たちは何故アーカイブズを保存するのか?
3 レコードキーピングの歴史的背景
U レコードとアーカイブズとは何か?
4 情報とレコードとの関係は?(1)−オーラルと書かれたレコード−
5 情報とレコードとの関係は?(2)−情報の樹−
6 レコードとは何か?(1)−電子環境における定義−
7 レコードとは何か?(2)−RECORDNESSとMETADATA−
8 アーカイブズとは何か?(1)−古典的定義から現代の定義へ−
9 アーカイブズとは何か?(2)−RECORDS CONTINUUM−
V レコードとアーカイブズ管理の基本要素とは何か?
10 ライフサイクル論
11 レコード・リテンションスケジュールの考え方
12 レコードとアーカイブズ管理の基本的構成
13 機関としてのアーカイブズの基本的役割
14 アーキビストの役割

 
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