梁塵秘抄の恋愛と庶民相 |
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【主要目次】 | |
第1章 平安末期の恋愛と結婚と売春 女性貶価の日本史/女性の名と時代即応性/ 後妻打ちの習俗/厳粧狩場の小屋ならひ/呼ばひ婚の変遷/三日夜の餅と露顕/ 切るとも刻むとも離れられない男女/再び聟の冠者の君/君が愛せし綾藺笠/ 百日百夜の独り寝の妻/我が恋は一昨日見えず/娑婆にゆゆしき憎きもの |
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第2章 覗いた平安庶民の生活相 心の澄むもの/滝は多かれど嬉しやとぞ思ふ/ もの尽しの文芸/心凄きもの/もの尽しその他/覗いた庶民の生活相/ 軽蔑された縮れ髪/海老すき舎人の舞/顕つ月ごとに若きかな/ たつものは海に立つ波/一夜宿世の徒名/後生我が身を如何にせん/ よろずを有漏と知りぬれば/仏の御手に掛くる糸/遊びをせんとや生まれけむ |
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『梁塵秘抄』四部作:完結 @中世浄土教の胚胎 A梁塵秘抄にみる中世の黎明 B梁塵秘抄の熊野信仰 |
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