近代京浜社会の形成
京浜歴史科学研究会創立20周年記念論集


京浜歴史科学研究会編
(代表:内田修道)

2005年1月刊・A5判・416頁・上製本・函入
ISBN4-87294-357-0
4000円
1981年、横浜で開催された自由民権百年全国集会の開催を契機に、「神奈川県史を学ぶ会」として84年に発足した本会の活動の成果。
【主要目次】
第1編 海防と相武の村々
第1章 弘化・嘉永期における幕府砲術稽古場と江戸湾防備の展開
―相州鎌倉町打場を中心に―・・・・・・・神谷大介             
第2章 梵鐘の海防供出・・・・・・・奥田晴樹
第3章 和親条約締結直後のアメリカ船への対処・・・・・・・鈴木由子
―レディ・ピアス号の来航―     
第4章 横浜開港をめぐる周辺住民の動向・・・・・・・伊東富昭
第5章 名主が記録した幕末の社会情勢・・・・・・・岩崎孝和
―武州多摩郡小野路村小島日記の世界―
第2編 京浜社会の歴史的形成
第1章 東海鎮守府の設置過程・・・・・・・惣田 充
第2章 野村靖の地方制度論・・・・・・・大湖賢一
―神奈川県令期を中心に―
第3章 人口統計から見る橘樹郡の町村・・・・・・・内田修道
―1897〜1924―
第4章 道府県町村長会と町村長・・・・・・・植山 淳
―神奈川県町村長会と大正期の町村行政―
第5章 陸軍登戸研究所の研究・開発・製造の体制と地域基盤
―登戸研究所勤務員のアンケートから―・・・・・・・渡辺賢二
第3編 歴史学習活動と研究の方法
第1章 ウォーターズの川崎研究・・・・・・・香川雄一
第2章 吉村昭の文学と「生麦事件」・・・・・・・青山永久
第3章 ロレンツ・シュタインの<行政>概念・・・・・・・青山文久
第4章 教科書問題のとりくみから見えてきた歴史学習運動の課題
・・・・・・・石山久男
第5章 京浜歴史科学研究会20年のあゆみ・・・・・・・大湖賢一
ご注文へ