第1章 |
『一遍聖絵』の論点−研究史を辿る− |
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一遍の父親/太宰府修行/再出家の理由/善光寺参詣/十一不二の頌/菅生の岩屋/伊予出立/聖戒/賦算/熊野参詣/熊野神託/福岡の市/踊り念仏/尾張甚目寺施行/「非人」/市屋道場/「癩者」入水/「一の人」/法眼円伊 |
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第2章 |
『一遍聖絵』の謎を解く |
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太宰府へ/描かれざる聖達/騎馬武者の一団/桜井の別離/福岡市/市屋道場 |
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第3章 |
『一遍聖絵』の隠喩<メタファー>−一遍の心象風景の「桜」− |
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第4章 |
『一遍聖絵』と『一遍上人絵詞伝』−熊野神託・律僧と時衆− |
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第5章 |
『一遍上人絵詞伝』における『一遍聖絵』の受容 |
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一遍の発心と熊野神託/九州遊行/他阿弥陀仏の随行と備前遊行/信濃遊行/陸奥遊行/鎌倉・駿河遊行/尾張甚目寺施行/関寺宗論/洛中化益/「北国」遊行の削除/四天王寺参詣/畿内・山陽道遊行の削除/三島大明神参詣/讃岐・阿波・淡路遊行と入滅まで |
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第6章 |
他阿弥陀仏真教の丹生山入山・淡路逗留・越前遊行−その宗教的意義について− |
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第7章 |
『奉納縁起記』考 |
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第8章 |
『明徳記』の成立と時衆−和田英道氏『明徳記
校本と基礎的研究』に触れて− |
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第9章 |
『鎌倉殿物語』と念仏比丘尼 |
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付 |
『老松堂日本行録』に見る時宗/書評『中世遊行聖と文学』『河田光夫著作集』 |