【正しい原価計算】 |
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本を作るのに、いくらかかるか。総経費は?、1冊原価は?。それによって本の定価が決まる(決める)。
印刷・製本代のほか、広告費、社員の人件費や社会保険料、それに事務所の水道光熱費から、在庫管理費、法人税まで、計上すれば切りがない。これらを全部ひっくるめての原価計算になるべきだが、1点1点、それを厳密に出すことはできなくて、だいたいは、経験値で決めている。
普通の会社は社員の給料が原価計算に入るべきだが、岩田書院のようにひとりでやっている会社では、我が家の生活費を如何に出すかが問題になる。岩田書院(岩田家)ではお陰様で、下の娘が今春、大学を卒業。これでやっと教育費がかからなくなって、しかも私が年金をもらうようになった。ということは、製作原価が下がる、本の定価が安くなる??。
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