No.936(2015.10)

【この夏は死亡が多いという話】

 夏の熱中症による死亡ではなくて、8月に送ったDMで、死亡による発送停止の連絡が、いつになく多い。顧客番号でいうと4桁の人。これは、顧客データを作るときに地方史研究協議会や日本民俗学会の会員名簿をもとに登録したもので、それから20年ちかく経過。住所変更などはその都度しているので、確実に届く。でも当時60歳だったとすると、もう80歳か。「永い間、お世話になりました」と 家族の方から電話をもらう。こちらこそ、お世話になりました。元気な方は、いつまでもお元気で。死ぬまで本を買い続けましょう!。
 新しい会員名簿はあるのだが、3万件ある顧客データをチェックして、新しい会員だけ新規登録する、という作業が結構たいへんで、できない。そうすると名簿が高齢化してくる。アマゾンから入ってきた新しい読者は、岩田書院に対する思い入れみたいなものは、ない。なくて当然なのだが。