臨増13-2(2013.02)

【図書目録2013が出来ました】

 今年も図書目録を作りました。210頁・18000部を作って、制作費が190万円。15000部発送すると送料・手数料で180万円。制作単価200円。これだけかけて、どれだけの広告効果があるのか、と言われると、正直いって、はなはだ疑問。
 私のところにも、他社の図書目録が送られてくるが、チラ見して、あとはポイ。結局そうなんだよな…。でも、自社の全体像を一目で判ってもらおうとすると、こうならざるをえない。ウェブサイトでは、常に最新データを提供できるし、ピンポイントで検索できるが、全体が見えてこない。その点、図書目録は、手に取った重量感で、お〜っ、こんなに出してるんだ、と思わせることが出来る。でも、そのために300万円以上かけるか?という問題は残る。でも、作れるうちは、作っておこう。
 いまでも覚えているが、最初に現在のような図書目録を作ったとき、1998年の5月に歴史学研究会の大会があって、そこに 出来たての図書目録を200冊持ち込んで、たしか150冊くらいは、なくなった。でも最近は、最大規模の歴研大会でも25冊くらいしか、なくならない。原因は明らかで、最近はネットで簡単に調べられるから、いちいち各出版社の図書目録を見る必要がないから。
 因みに、最初の図書目録は192頁。今年のとほとんど変わらないじゃないかって? そうです、最初は 本の紹介を1頁に1点しか入れていなかったので、最大で350頁にまで増えてしまった。あまりにも増えすぎたので、最近は1頁に10点も入れて減ページ。その分、目次紹介や説明文がほとんど書けなくなってしまったが。