No.751(2012.06)

【やりたくない仕事】

 やりたくない仕事は、やりたくない。岩田書院は私ひとりなんだから、最初からやりたくない仕事なら、やらなければいいわけで、話は簡単なはずなのだが、初めは良くても、途中からうまく行かなくなって、やりたくなくなる、というのが困る。
 私は、どんなタイプの人とも、そんなにトラブルなく仕事をできるほうだと思っているのだが、今回は、ダメだった。ことあるごとにズレる。もう、放り出したいと、何度思ったことか。で、なんとか本になりそうだ、というところまで我慢したんだが、最後に、キレた…。
 シリーズの第1回なのだが、もうやめた。降りる。言いたいことは、いっぱい、いっぱい、あるが、言わない。相手からすると、こっちも言いたいことは、いっぱいある、ということになると思うので。
 この原稿を書いてる時点では、まだ通告してない。本ができてしまえば、怒りも収まるか?。いや、収めてはいけないんだと思う、これは。どの本だとは言わないが…。