No.523(2008.11)

東京国際ブックフェア終了】

 話題としては、もう古い話?になってしまいましたが、去る7月10日〜13日、東京ビッグサイトで開催された「東京国際ブックフェア」に出展しました。この裏だよりでも何回か書いたし、招待状も2回にわたってDMに入れて、さあ売るぞ、と意気込んで迎えた4日間でした。
 4日間のブース代、装備のレンタル料、本の搬入・搬出経費、アルバイト代、しめて75万円。で、気になる売上げですよね。77万円でした。何が売れたかですか。まんべんなく、という感じです。『死者のゆくえ』が10冊 というのが目立った程度です。なにしろ、岩田書院の全点陳列ですから、各1冊に限定。
 売上げ目標は100万円だったので、目標額に届かず…。正直いって「疲れた」。主催者提供の資料によると、各社、かなりの売上げを上げているので、目標額は達成すると思ったのですが…。歴史系の専門書で初出展の割には、まあ、頑張ったほうでしょう。ちなみに、今年の売上げの報告が主催者から発表されていますが、平凡社250万円、国書刊行会240万円、吉川弘文館186万円、だそうです。
 なお、会期中に『ひとり出版社「岩田書院」の舞台裏 2003-2008』を先行発売。なんと121冊売れました。それを言ったら、「あれが?」と言われたけど、そうです、あれがですよ。でも、そのあとの売れ行きが いまいちです。