No.494(2007.12)

真っ赤な校正】

 最近は校正の回数が多くて、直しも多いものが増えた。いや、言い方を間違った。校正段階で著者の直し(赤字訂正)が多いので、結果として校正の回数が多くなるのです。しかも、普通は、校正の回を重ねれば赤字が少なくなるのだが、何度だしても赤字が減らないのです。
 直しが多いと、データごと差し替えたほうがいい、ということになる。確かにそうなのだが、そこまでくるのに、金と時間をかけているということを忘れないでほしい。もっと、きちんとした原稿を出せよ、きちんと自分の原稿を読んでから出せよ、ということです。
 と文句を言うくらいなら、そういう原稿は突き返せよ、ということですね。はい。でもなあ、それって信頼関係ですよね。いい加減な原稿は出してこないよね、という…。
 あっ、みんな自分のことを書かれている、と思ったでしょう。いえいえ、私がそんなことを書くわけがないじゃないですか…。(←書いてる)