【アマゾンって、こうなんだA なんでこうなるの、の巻】 |
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アマゾンの「マーケットプレイス」というシステムをご存じだろうか。ここには、個人で出品できる。岩田書院の本を検索すると、以下の本は、アマゾン自体の在庫がなくて、個人が出品した本が掲示されている(データは、2007年9月22日現在)。
『日本史へのいざない』(2006.05刊) 税込定価2100円→
6430円
『幕末中央政局の動向』(2007.05刊) 税込定価8295円→19129円
右側の価格は、出品者(いずれも「ken
taro12」)の提示した価格である。岩田書院がアマゾンに本をきちんと供給できていれば、定価の本が「新品」で表示されるので、だれもこんな高い値段で買わない。でも、知らないと、これしかないのかと思って、その出品者に発注してしまう人もいるかもしれない。実際はアマゾンに発注するのだか、アマゾンは出品者に連絡して、商品は出品者から読者に直送、代金はアマゾンが回収して、15%の手数料をとって出品者に支払う、というシステムである。
だから、『幕末〜』が1冊売れると、kentaro12
には、16260円入ることになる。ken
taro12 の仕入れ価格は判らないが、定価で買ったにしても
7965円の粗利である。読者も、ちょっと調べれば、この本は品切れではなく、定価で買えるということが判るはずなので、そうそううまく儲かるとは思えないが…。その対応策については、次回に。
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