No.415(2006.2)

原稿を盗まれた(1)】

 ちょっと長くなりますが、聞いてください。
 1月25日、朝、事務所に来たら、マンションの廊下に置いてあった本が無くなっているのに気がついた。以前の「裏だより」に書いたが、2000年7月、2回にわたって、廊下に置いてあった岩田書院の本を盗まれたことがあって、それ以来、置かないようにしていたのだが、事務所から本があふれだして、仕方がないので、もらった本を積んでおいた。
 年末までは、使い終わった段ボールなども積み上げてあって、かなり乱雑な状態だったのを、正月休みに整理して綺麗にしたら、かえって本が置いてあるのが目立ったのかもしれない。被害はたいしたことはなかったので、持っていく奴がまだいるんだ、という程度だった。
 そんなことがあったので、普段は、宅急便の荷物を作ると、すぐ廊下にだして用意しておくのだが、その日は 103号室の部屋の中にしまっておいた。夕方、集荷時間が迫ってきたので、4時20分頃に廊下にだして 101号室に移動。ちょっと仕事をして、4時40分頃にいったん103号室に戻ろうとしたら、さっき置いた宅急便の荷物が なくなっている。正確にいうと、宅急便4個のうち大きいもの1個を除いた3個と、メール便2個。
 これがなくなっている。それと、今朝、盗まれなかった本(ゴム印が押してあって 売り物にならない本)、これもなくなっている。(この項、つづく)