No.348  2004年11月

よいお年を

 今年も、もうすぐ終わってしまいます。年間刊行予定50冊、という当初予想をほぼクリアーできそうな気配ですが、それがよかったのかどうかは別問題。
 今年は、岩田書院創立以来の危機的な状況でした(まだ続いていますが)。出版点数が増えて、経費がかかっているのにかかわらず、売上げは逆に減っている、という構図です。でも、皆様のご支援のお蔭で、なんとか年を越せそうな気配。秋の学会に本を売りに行けば、毎回10万円以上の売上げがありました。よっぽど、かわいそうな顔をしていたのでしょうか…。売上げも、11月に入ってから、少し良くなってきました。
 そうでなくっちゃね。これだけ本を作って、赤字を再生産だけしているようなら、いったい、どうすりゃいいんだあ〜っ!、という感じです。これ以上、やりようがないのですから。あと一踏ん張り。来年は、いい年でありますように。


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