No.新13(2025.03)

【更なる在庫処分2】

 別紙「在庫処分最終セール」の対象は、創立の1993年から2010年まで、17年半の刊行664点です。岩田書院は今年の6月で、創立32周年、3月までの新刊点数が1188点ですので、年数・点数ともに約半分を処分対象とすることになります。そのうち、在庫のあるもの367点ですので、この間に刊行した本の半分近くが品切れになったことになります(もっとも、そのうちには、廃棄処分をして品切れになったものも含まれているのですが)。
 先にも書きましたが、在庫を少し残しておく、というのは保管料を減らすことには、あまりならないので、ゼロにします。ということは、今回のセールが最後のチャンスです。
 でも、さすがに全冊廃棄、というのは躊躇します。そこで残った本は特価市場に出そうかと思ってます。いわるる「ゾッキ本」です。古書店などで、本の下にゴム印で「B」と押された本が、定価の半額くらいで売られているのがありますが、あれです。ただ、このセールの後ですから、市場に出すといっても、かなり買いたたかれるでしょうね。でも廃棄するよりは、いい。
 いままでそれをしなかったのは、処分すると言っても、在庫を少し残しておいて、自分で売ろうとしていたからで、特価市場に出して、古書店で半額で買えるとなったら、定価では買ってくれなくなるからです。
 私、だいぶ前から、岩田書院を「やめる、やめる」と言ってました。そう言いながら、「あと少し、もうちょっと」と言って続けている状況なのですが、さすがに、在庫整理をしなくては、という気になってきた、ということです。ご理解ください。