No.1024(2018.03)

【行列のできる店(出版社)】

 いまさら言うのもなんですが、岩田書院は私ひとりでやってます。ということは、処理能力に限界があります。原稿が集中して入ってくると、処理できずとまってしまいます。去年(2017)の秋には、原稿入れの順番13本待ち、という状態になってしまった。原稿はあるのに印刷所に回せない、という状態です。
 印刷所に入れるには、組版の体裁上の指示、図表・写真の割付、用字用語や註の書式の統一など、やることが結構あります。著者・編者がしっかりしてると、さぁ〜っと流せます。でも、ひどい論文になると、何を言いたいのか理解できない。これを判るようにするのが大変です。こういうのがあると、他がストップしてしまう。こういうのは、お願いだから持って来ないでほしい。
 でも、正月休み明けからの1か月で、10本の原稿を印刷所に入れて、やっと行列が解消できたと思ったら、また5本、たまってしまった。