No324  2004年6月

読者はどこにいったの

 No318の続き。前回は「読者はどこにいたの」で、今回は「どこにいったの」。「っ」が入るか入らないかで大違い。実は先日、京都まで日帰りで研究会に行ってきました。会場が宅配便を受け取ってくれないので、朝6時過ぎに事務所をでて、リュックにぎっちり本を詰め、キャリーカーに段ボール箱1個を載せて出発。
 なぜ「家」ではなくて「事務所」から出発なのかって?。それは事務所に「前泊」だからです。ははは…。ここのところ習慣化してきましたが、京都に行くときは朝早いので、前の晩に家に帰って着替えて、そのまま「じゃぁ」って感じで家を出て、事務所に戻って仕事(うたた寝?)をしながら朝を迎えて、出発なのです。
 そうまでして行ったのに、売上げ1万5000円。これじゃ、交通費もでない。行かなきゃいいのかもしれない。でも、前回のようなこともあるじゃないですか。売れるかも知れないし。行かなかった時に限って、他の出版社が売れたりするかもしれないし…。
 そういえば、去年出店していた出版社が、今年は来ていなかった。ところで、その学会の「元気度」って、出版社が何社くらい本を売りにきているかで判るんですよ。なにせ、出版社って「現金」なもんですから。
 で、話は戻りますが、学会に参加していた人たちって、研究者だし、読者のはずなんですよねぇ。ちょっと不安になったもんで…。


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