【一人当りの売上高】 |
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以前、社員一人当りの年間出版点数を比較したことがあったが、今回は一人当りの年間売上高の比較です(売上は2002年度のもので『出版ニュース』2003.10上旬号による。従業員数は『出版年鑑』2003による)。
東京大学出版会 19億円÷ 51人=
3700万円
ミネルヴァ書房 16億円÷ 30人=
5300万円
吉川弘文館 10億円÷ 40人=
2500万円
慶応義塾出版会 9億円÷ 46人=
2000万円
国書刊行会 9億円÷ 30人=
3000万円
柏書房 8億円÷ 22人=
3600万円
岩波書店 220億円÷248人=
8900万円
中央公論新社 80億円÷146人=
5500万円
平凡社 30億円÷ 70人=
4300万円
山川出版社 22億円÷ 37人=
5900万円
岩田書院 1億円÷ 1人=10000万円
これを見ると、歴史系の専門書出版社では、一人あたりの年間売上げが3000万円、というところが平均値のようである。
これを岩田書院にあてはめると、岩田書院の社員数は一人なので、年商が3000万円になってしまい、これでは、とてもやっていけない。他の会社は、どうやって食べているのだ?。やはり、出版は斜陽産業なのかもしれない。 |
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