No280  2003年5月

コピー・フリー宣言(2)

 自分で言うのもなんですが、岩田書院の本は定価は高い。個人では、なかなか買えないでしょう。そういう本を作っておいて、「コピーを勝手にとるな」というのは、「貧乏人は本を読むな」といっているようなもんだと思いませんか。お金のある人だけ買ってくれればいい、なんて思っているわけではありません。お金のない人にも 読んで(本当は買って)ほしい と思っています。著者も同じ気持ちでしょう。だったら、コピー・フリー宣言、です。どうぞ自由にコピーをとってください。あっ、でもこれ、著者の了解はとってませんから。私の個人的な見解ですので、念のため。
 でも、こちらも商売です。コピーをとるための本は、どこかが買ってくれないと困るので、読みたい本を図書館にリクエストしてくださいね。そして、お金に余裕がでてきたら、ちゃんと買ってくださいね。岩田書院からのお願いでした。


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