No260  2002年9月

代引きのデメリット

 前回、直接注文の場合の代金回収を代引きに切換えることを「宣言」したが、正直いって迷っていた。
 代引きの場合は、岩田書院の売上げ減になるのである。定価合計8000円以上の場合は送料サービスを維持すると、送料+代引き手数料が岩田書院の負担になる。8000円以下の場合は 送料210円が読者負担になるが、その場合、岩田書院は「ブックサービス」に対して定価の33%の手数料を払うことになる。
 なお些細な話しだが、代金後払いで郵便振替口座に入ったお金は、いったん現金化しないと銀行口座に入れられないのである。ということは、回収した代金は必ず現金化していたのである。そして現金化した時点で、そのお金は、我家の生活費になったり、私の小遣いになったりしていたのである。代引きにしたら、そのお金が入らなくなってしまう。これは悲しい。
 そんなこともあって、代引きに切換えることに躊躇していたのだが、決めた。こうして「裏だより」を書くことによって、自分で意思決定しているのである。


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