No246  2002年5月

【2か月で16点】

 今年の春先の新刊ラッシュは、異常であった。1月以降、5月までの新刊25点(内16点が2月後半から4月前半の2か月に集中した)。しかも共同執筆の論文集が多い。総執筆者数は100名を超える。これだけの人数の原稿や校正ゲラが、執筆者―(編者)―出版社―印刷会社、の間を行ったり来りするのである。しかも、原稿→初校→再校→念校→責了→印刷→製本→献本発送、というように、いくつもの工程を経るのである。
 本来ならば、校正が届いたら、まず受け取りの返事を出すのだが、さすがに出せなかった。初めのうちは、出そうと思っていて、結果として出せないでいたのだが、最後はもう、返事は出さない、と決めてしまった。申しわけありません。
 さて、この新刊ラッシュ、無事に終わりそうだったのだが、最後にきてトラブル発生。なかなかうまくはいかないもんだ。ふぅ…。