No244(243は欠番) 2002年4月

【一度ならず二度までも】

 ううっっ(泣き)。今度は35万円。昨年11月、北海道の石山と名乗る男から電話があって、岩田書院の本30点35万円の注文があった。いやな予感はしたのだが、代引きにするには金額は大きいし、先方は急いでいるから(これが臭い)、クレジットに回すには時間がないし、えいっ、と先に本を送ってしまった。
 裏だよりNo.136で書いたように、岩田書院では、かつて詐欺にあっている。今回もいやな感じはあった…。送金がないので、何回か督促状をだす。電話をしても、いつも留守電からFAX受信になっている。配達証明の郵便をだしたら、ちゃんと受け取りのサインが来た。こいつ、いるんだ。相手は、集金に来るわけがないとたかをくくっているな…。そこで代理人を頼んで乗り込んでもらった。
 結果は…、注文した本はすべて売り払っていた。差し押さえられるようなものは何もナシ。被害は岩田書院だけではない。本人は逃げも隠れもしていない。くそ〜っ、なんとしても回収するぞ〜っ!!。
 それにしても、我ながら、ガードが甘いなぁ。馬鹿、バカ、ばか、……。あ〜ぁ。