No.223  2001年12月

【増刷しようか迷っている】

 品切れになりそうな本が3点あるが、増刷しようか迷っている。
@寛永九年版大ざつしよ 5900円
1997年1月 450部発行
6-12月実売21部 在庫 1部
A母たちの民俗誌 6900円
1999年3月 600部発行
9部 8部
B中世諸国一宮制の研究 9900円
2000年6月 800部発行
60部 31部
在庫数は12月末現在である。@は 直近6か月の売上はまずまずだが、450部を売るのに5年かかっている。Aは 全体の売れ行きは良かったのだが、最近、動きが止まった。このあたりが、いっぱいいっぱいなのか。
Bは、動きとしては増刷するのに問題はないのだが、ネックは定価の安さである。9900円で安いのか、と言われるかもしれないが、B5判・780頁の大冊である。出版助成金をもらっているので 初版で利益はでているが、定価が安いと200部程度の増刷では利益率が悪い。400部も作れるか?。それとも、定価を一気に上げるか?。