No.195  2001年2月

【歴史手帖・地方史情報・地方史文献年鑑 】

 名著出版の「歴史手帖」休刊のあとをうけて、小社の「地方史情報」が「地方史研究雑誌目次速報」の連載を始めてから、4年近く経った。当初はなかなか情報が集まらなかったが、3度にわたり延べ3000団体以上に対して寄贈依頼をしたところ、かなりの数の団体から雑誌を寄贈してもらえるようになった。お蔭様で、ようやく「歴史手帖」休刊時の情報収集能力を超えられたような気がする。
 ただ問題は、年刊版の『地方史文献年鑑』の売れ行きが悪いことである。必ず買ってくれるであろう県立図書館には、調査協力してもらったお礼で献本していることも、売れない理由の一つではあるのだが…。3年ぐらいでなんとか軌道に乗せたいと思っていたのだが、3冊目をだした現在、まだ見通しが見えてこない。あと少しがんばってみるか?。それまでになんとかならないと、負担が大きすぎる…。