No.103 1998年4月
【これは異常である】
 春の学会シーズンに向けて、5月末までにの3か月間の新刊刊行予定点数は、20点22冊。ほぼ1週間に2冊の割合である。どうみても異常である。しかも、その中には共同執筆の論文集が何冊もあって、執筆者総数は150名を数える。これだけの人数を相手に、 校正のやりとりなどをするとなると、考えただけでもゾーットする。これを1人で出そうというのだから、どうしても、どこかにしわよせが出てくる。
 なぜこんなことになったのか。刊行が遅れたためと、学会に合わせて新刊を作ろうとしているためなのだが、それにしても多い。
 おかげで、「地方史情報」の刊行を1回とばしてしまった。新刊100点達成を機に図書目録の新版を作るつもりだったが、それも、なかなか作れない。春休みになったといっても、子どもたちをどこへも連れていかない。
 夜中の作業が続くと、集中力がなくなってくる。…
 6月になったら、少しゆっくりしたい。

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