No.98 1998年1月
【1998年の刊行予定】
 今年の刊行予定もすさまじい。すでに校正がでているものだけで24点。昨年の新刊点数は、雑誌も入れて34点。ほぼ月間3点だった。このペースでだしたとして、8か月かかる計算になる。新年早々、でてくるのは溜め息ばかり…、である。
 なんでこんなに働かなきゃならんのだ…。出版文化を守るためか、歴史学や民俗学の発展のためか、はたまた我が家の生活のためか、趣味でやっているのか、よっぽど仕事がすきなのか…。あまり深く考えるのはやめよう。
 今年も、ただひたすら本をだし続けるしかないようである。
 しかし、このペースでいつまで走れるのだろうか。せいぜい、あと2年か。2年後には私は50歳。そうなったら月に3点なんて、とてもだせないだろう。そのころになったら、月1点、年間12点ぐらいで食べていけるようになるのだろうか…。

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