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No.68 1997年1月 |
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【少しは営業活動もしなくては】 |
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なにしろ小社は私1人しかいないので、どうしても、本を作ることが先で、売ることが後回しになってしまう。その結果として、岩田書院の本が本屋さんの店頭にならんでいることはめったにない、ということになる。これでは、本を実際に見てから買うことはできない。そこで、岩田書院の本を置いてくれる本屋さんを何軒か作りたいと思っているのです。しかし、定価が高くて売れる確率の少ない本を置いてくれる本屋さんは少ない。
いま考えているのは、新刊がでた時に1か月でいいから置いてくれる本屋さんを、全国で10軒ほどつくること。小社の場合でも、刊行後半年もたてば売れ足は止まってしまう。本屋さんに置いてもらうのは、せいぜい数か月で充分。宣伝だって、その期間しかできない。その間にいかに売るか、である。それ以降は時間をかけて、本そのものの力で、じっくり売るしかない(だからこそ本の内容が問われるのである)。
その10軒ほどの本屋さんと、これから交渉しなければならないのだが、とりあえずは、首都圏・京阪神の大きな本屋さんに新刊ニュースの速報版をFAXで流して、見込み注文をもらうことから始めようかと思います。
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*全国の書店さん約40店にFAX送信してみたが、事前に注文をくれる書店さんは限られてくるので、最近は20店ほどに絞って送信している。 |
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