近世日本石灰史料研究Z

川勝 守生 著
(元 東京大学大学院博士課程在籍/1972-2006)
川勝 守 解題

2014年5月刊
A5判・582頁・上製本・函入
ISBN978-4-87294-868-4 C3321
9900円 (税別)
既刊T〜Yに続けて、近世関東における石灰産地としての「八王子石灰」の竈主所蔵史料を翻刻。
各文書ごとに史料翻刻・読み下し、語句解釈、史料研究を加え、巻末に解題と索引を付す。
本巻には、八王子石灰旧竈主の家である武蔵国多摩郡上成木村(現東京都青梅市)の木崎紘一家に伝わる所蔵文書29冊の内、前半13冊(文化14年・1817)までを収める。既刊X・Yの木崎敏男家の『石灰旧記』と関係があり、寛政12年(1800)の問屋株制発足に伴う諸手続や、仕法替についてのことなど、新しい発見もみられる。後半は[に収録予定。
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