戦国大名武田氏と地域社会
岩田書院ブックレット歴史考古学系H19

小笠原春香・小川 雄・小佐野浅子・長谷川幸一 著

2014年5刊
A5判・116頁・並製本
ISBN978-4-87294-866-0 C1321
1500円 (税別)
同名の武田氏研究会シンポジウム(2013.5.19) の成果。
武田氏研究会では、2006年に「武田氏研究の新展開」というシンポジウムを開催した。
それから7年の年月が過ぎ、報告者の世代も変わり、いずれも30歳台前半の若手になった。
「今回のシンポジウムにあたり、われわれワーキンググループは、「戦国大名による領国化が地域社会にどのような影響をもたらすか」をテーマに論じることを報告者各位に求めた。
小笠原論文は、戦国大名に国衆が従属するということが、国衆家、はてはその家臣にどのような影響をもたらしたかを論じたものである。……小川論文は、武田氏が海に面した駿河を領国化することで、海賊衆(水軍)とその拠点城郭にどのような変化が生じたかを検討する。……小佐野論文は、駿河領国化による富士山信仰の神社再編を課題とする。……長谷川論文は、武田氏の本国甲斐において、修験、とくに組織が未成立であった「当山方」修験の統制について論じる。
いずれも新しい視点を、武田氏研究、ひいては戦国大名研究にもたらしてくれるだろう。」(丸島和洋「はしがき」より)
【主要目次】 
武田氏の戦争と境目国衆
 −高天神城小笠原氏を中心に−
小笠原春香
  勝頼の高天神城包囲/
  帰属先をめぐる家中の分裂/
  同心本間氏の動向/
  小笠原信興の転封
 
武田氏の駿河領国化と海賊衆 小川  雄
  今川氏の海上軍事と太平洋海運/
  武田氏の駿河支配と海上軍事/
  駿河岡部一族の動向
 
武田氏の駿河領国化と富士信仰 小佐野浅子
  武田氏による富士南麓再編/
  武田氏による富士東麓再編
 
武田領国における修験 −当山方修験を中心に− 長谷川幸一
  甲斐における修験と祇園寺/
  「客僧条目」の検討/
  甲斐における当山方修験と武田氏
 

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