古代上毛野の地勢と信仰

関口功一著
(群馬県立前橋工業高校勤務/1959年生まれ)

2013年7月刊
A5判・212頁・並製本・カバー装
ISBN978-4-87294-815-8 C3021
2200円 (税別)
前著『上毛野の古代農業景観』(岩田書院、2012年)に続き、 古代の上毛野(群馬県)の政治的地勢と、信仰文化の基層を明らかにする。
【主要目次】

第1部 上毛野の政治的地勢
第1章 「毛野」の分割の位置と時期(山田郡・邑楽郡)
  機械的地域分割の類例/
  「毛野」の分割の実態/
  太田天神山古墳出現の意味
第2章 藤本観音山古墳の成立(足利郡・梁田郡)
  藤本観音山古墳の周辺/
  水路遺構の実態/
  渡良瀬川低地の初期の開発
第3章 元島名将軍塚古墳の周辺(群馬郡・片岡郡)
  元島名将軍塚古墳の周辺/
  水路遺構の接続関係/
  前橋台地南辺の初期の開発
第4章 古代吾妻郡の組成と性格
  吾妻郡の構成/
  上毛野坂本朝臣直道の問題/
  小郡の機能

第2部 上毛野の信仰文化の基層
第1章 巨石祭祀の原風景
  巨石祭祀の意味するもの/
  上毛野―大三輪―吉備/
  巨石祭祀から水の祭祀へ、水の祭祀から仏教へ/
  地域支配の重層構造と祭祀
第2章 「山上碑」「金井沢碑」と地域の仏教
  「山上碑」をめぐる仏教の問題/
  「放光寺」の造営主体/
  七世紀段階の上毛野地域と仏教/
  金井沢碑の本質/
  氏人ノ申シ請フニヨリ…
第3章 東国地域への国家仏教の浸透策
  下野国薬師寺成立の諸前提/
  下野国薬師寺の運営と変遷/
  下野国薬師寺の再編/
  古代東国仏教と下野国薬師寺
第4章 上毛野氏と仏教の関係
  行賀の経歴/
  第十回遣唐使の構成/
  上毛野氏と仏教
第5章 上野国学と国分寺
  「上野国交替実録帳」の「学校院」/
  国学制度の変遷と上野国/
  国学と国分寺の相関関係


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