日本史へのいざない2
−考えながら学ぼう−

松本 一夫 著
(栃木県立宇都宮商業高校/1959年生まれ)

2011年4月刊
A5判・200頁・並製本
ISBN978-4-87294-683-3 C1021
2000円 (税別)
前著『日本史へのいざない』(小社刊、2006年初刷、2010年2刷)の続編。
前著が、高校日本史の教材をもとに、原始・古代から近現代までの22話を収録したのに対し、本書では20話を収録。
それぞれ10問程度の問いと資料やヒントを掲げ、テーマ末に、答えと解説と参考文献を用意し、問いを考えることによって話が進む構成になっている。
「教師のためのページ」は、実際の授業に役立つコラム。
【主要目次】
 原始・古代
おそるべし! 縄文人の智恵
国家的危機の中で生まれた天皇制
「旅する危険なお役所」−遣唐使−
国風文化を今に伝える「平がな」
 中 世
承久の乱は御家人どうしの争いだった!?
「有力」御家人千葉氏の実態
足利氏が幕府を開けたのはなぜか?
室町時代の農民と領主のせめぎ合い
戦国期農民の危機管理
 近 世
10 秀吉の情報戦略
11 島原の乱を考える
12 ジレンマの中で出された生類憐みの令
13 名主は「領主の代官」か「農民の代表」か?
14 江戸時代の農民の休日は?
15 改革に挑んだ「金権」老中−水野忠邦と天保の改革−
 近現代
16 政府がまるごと長期海外出張!?−岩倉使節団−
17 自由民権運動の理想と現実
18 原敬はいかにして「平民宰相」となったか
19 日本国憲法の誕生秘話
 通 史
20 牛乳の日本史
《教師のためのページ》
授業あれこれ1・2
私の出会ったすごい先生
博学連携

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