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戦国の房総と北条氏 岩田選書◎地域の中世C 黒田 基樹 著 (駿河台大学准教授/1965年生まれ) 2008年9月刊 A5判・232頁・並製本・カバー装 ISBN978-4-87294-529-4 C3321 3000円 (税別) 2012年12月*2刷出来 |
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「本書は、戦国大名北条氏と房総地域との関わりについて、私がこれまで著してきた文章のうち、自治体史など一般向けに書いてきたものを中心にまとめたものである。 内容の面では、下総千葉氏・上総武田氏についての叙述が中心になっている。これは北条氏との関係が深かったためであるが、同時に、それらが下総・上総における中心的な政治勢力であったことにもよる。もっとも両氏については、これまで戦国期に関して本格的研究は充分にすすめられていたわけではなかったから、本書によって、その概要を多くの方々に知っていただくことができるものと思う。」(本書「あとがき」より) 関係系図・地図19点、上総武田氏史料目録収 |
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【収録内容】 | |
第1章 | 下総千葉氏の領国支配 |
第2章 | 千葉氏とその国衆 |
第3章 | 上総武田氏の基礎的検討 長南・真里谷両武田氏の分立 真里谷武田氏の系譜関係 長南武田氏の系譜関係 |
第4章 | 上総武田氏の成立と展開 |
第5章 | 勝浦正木氏の成立と展開 勝浦正木氏の成立/ 勝浦正木氏と北条氏 |
第6章 | 天文後期における北条氏の房総侵攻 真里谷武田氏の内訌とその後の展開/ 北条氏の佐貫城攻撃/ 真里谷武田氏領の接収/ 北条氏の金谷城攻略 |
第7章 | 北条氏と両総国衆 北条氏・里見氏の抗争/ 北条氏と国衆 |
第8章 | 小田原合戦と房総 |