近代日本 製鉄・電信の源流
−幕末明治初期の科学技術−

「近代日本製鉄・電信の源流」編集委員会編


2017年3月刊
A5判・348頁・上製本・カバー装
ISBN978-4-86602-988-7 C3021
7400円 (税別)
前書『幕末佐賀藩の科学技術』(全2冊、2016年、岩田書院)は、2001年度から2005年度にかけて、国立科学博物館が中心になって実施された科学研究費特定領域研究「我が国の科学技術黎明期資料の体系化に関する調査・研究」(略称「江戸のモノづくり」)による調査と研究をもとに、佐賀藩の成果をまとめたものであったが、本書はそれを、全国的な視野から、製鉄・電信に絞って考察する。
幕末明治初期の科学技術を、文理融合型研究の成果として問う。
【主要目次】

 T 製鉄編

幕末長州藩における洋式大砲鋳造 −鋳物師郡司家を中心に−
                             (萩博物館)道迫 真吾

薩摩の製鉄技術
 −わが国最初の集成館洋式高炉(熔鉱炉)の探究−
                     (鹿児島大学名誉教授)長谷川雅康

韮山反射炉の築造技術
                    (伊豆の国市教育委員会)工藤雄一郎

加賀藩鈴見鋳造所における大砲の生産
 −嘉永六年より元治元年までの大砲生産の記録−
                        (金沢大学名誉教授)板垣 英治

幕末伊達・南部の「水車ふいご」
 −その形式と国内での位置づけ−
                       (岩手大学理工学部)小野寺英輝

出雲の角炉製鉄
                       (古代出雲歴史博物館)角田 徳幸

幕府の軍制改革と兵站整備 −火薬製造を中心に−
                    (大阪大学適塾記念センター)福田 舞子

 U 電信編

幕末期の電信機製造 −蘭書文献の考察を中心に−
                       (元・東芝未来科学館)河本 信雄

幕末・明治期の電信技術と佐賀
                          (佐賀県立博物館)宇治  章

初代電信頭石丸安世
                         (幕末佐賀研究会)多久島澄子

早田運平と電信機(ヱーセルテレカラフ)       
                                     多久島澄子

【編集委員】長野暹(代表)・青木歳幸・大園隆二郎・前田達男


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