東国の古代地域史

関口 功一 著
(群馬県立前橋工業高校教諭/1959年生まれ)


2016年10月刊
A5判・312頁・上製本・函入
ISBN978-4-86602-976-4 C3021
6400円 (税別)
本書は、前著『日本古代地域編成史序説』(岩田書院 2015)に対応する「各論」にあたる。
主として律令制下(8-11世紀)の、上毛野(上野国・群馬県)を中心とした「東国」地域の政治史上の諸問題を、個別地域史の事例研究を意識しながら叙述。
【主要目次】 * は新稿

序 章* 古代「上毛野」への道
     (古代の東国/上野国の成立)

第一章*「倭日向武日向彦」
     (サホ彦の反乱/八綱田の系譜/地域経営の結節点)

第二章*「利根川」変流以前
      (御風呂谷/フロ地名の意味/総社古墳群の成立過程)

第三章 「渡来人」の来住
     (渡来人来住の波/馬匹生産の起源/
     評首刻書の意味/鍛師礒部君身麻呂)

第四章* 大和・川内と上毛野
     (平群安麻呂と平群氏/敏達系王族の地域的展開/
     多胡郡設置の前提)

第五章 東山道「駅路」の成立
     (計画的道路の検出/初期の按察使と道路建設/
     上野国内の駅路の設定)

第六章 中央「官人」の地方政治
     (八世紀前半の上野国/上毛野朝臣馬長/
     八世紀後半の上野国の政治過程)

付載一* 歴代上野国司とその政績−奈良時代−

第七章 「国」の等級変更
     (国の等級/国の等級変更/九世紀前半の上野国の等級変更)

第八章 「良吏」政治の展開
     (「良吏」の系譜/安倍貞行/安倍興行/
     上野国での「良吏」政治)

第九章*「親王任国」期の地域情勢
     (「親王任国」の条件/官社・神階授位の意味/群盗蜂起の前提)

付載二* 歴代上野国司とその政績−平安時代−

第十章 『倭名類聚抄』国郡部と上野国
     (名博本の検討/名博本上野国の郷名)

終 章* 若干の成果と課題

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