日本古代地域編成史序説 古代史研究叢書9 関口功一 著 (群馬県立前橋工業高校教諭/1959年生まれ) 2015年2月刊 A5判・428頁・上製本・函入 ISBN978-4-87294-896-7 C3321 9900円 (税別) |
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「本書が解明を試みるのは、主として「王権」ないし「国家」の思惑に基づいて実施された全国的な地域編成の、@具体的方法及び形式、A時期的変遷、B地域的偏差等である。 (中略)新たな歴史叙述を志す以上、各地方史を中心とした、従来の膨大な研究史に対して、従来とは異なる何らかの要素が付加出来なければ、ほとんど意味がないことになる。これまでの個人的な作業を踏まえて、現在の筆者に出来そうなことは、恐らく「東国」―とりわけ「上毛野」地域―に軸足を置いた考察になる。具体的な方法としては、そこからの視点をある程度保ちつつ各種の史実を再構成し、周辺地域へと視座を拡大することであろう。」(本書「序」より) |
【主要目次】 図22点・表50点 |
第1章 組織的開発の進展と地域編成の萌芽 |