道祖神伝承論・碑石形態論 倉石 忠彦 著 (國學院大学名誉教授/1939年生まれ) 2021年8月刊 A5判・532頁・上製本・カバー装 ISBN978-4-86602-122-5 C3039 16000円 (税別) |
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道祖神は塞(さえ)の神とも言われ、本来は悪霊や疫病など邪悪なものが集落に入り込んでこないように、辻村境・峠などに祀ってきたのが始まりとされ、縁結び・疫病退散・五穀豊穣・家内安全・子孫繁栄などの願いがこめられている。道祖神の宝庫といわれる長野県安曇野市を中心に、県内の調査で得られた成果をもとに、その伝承論と碑(ひ)石(せき)形態論をまとめる。 『道祖神信仰論』『道祖神信仰の形成と展開』『道祖神と性器形態神』に続く、総集編。 |
【主要目次】 |
序 章 道祖神のイメージ |