高知よさこい祭り 市民がつくるパフォーミング・アーツ 岩井 正浩 著 (神戸大学名誉教授・よさこい文化協会副会長/1945年生まれ) 2021年1月刊 A5判・264頁・上製本・カバー装 ISBN978-4-86602-111-9 C3039 5200円 (税別) |
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地元・高知に生まれた音楽人類学の研究者が、「よさこい祭り」の魅力にとりつかれ、ある時は、にわか連のチームに加わり、またある時は、「地(じ)方(かた)車(しや)」に乗せてもらい、またある時は、自分が教える大学の学生たちと一緒に、汗だくになって高知の街を走り回って調査した記録。 前著『これが高知のよさこいだ! いごっそとハチキンたちの暑い夏』(岩田書院、2006)が「よさこい祭り」の入門書であったのに対し、本書では、この祭りが、なぜ人びとをかくも熱狂させるのか、戦後にできた祭りが、なぜ回を重ねるごとに進化・発展していくのか、「現代の練り風流」とも言える、このパフォーミング・アーツの秘密を明らかにする |
【主要目次】 |
T 自由・開放性を生み出した土佐 |