戦国・織豊期と地方史研究

久保田 昌希(くぼた まさき)
(駒澤大学名誉教授/1949年生まれ)

2020年9月刊
A5判・360頁・上製本・カバー装
ISBN978-4-86602-105-8 C3021
7900円 (税別)
「本論文集は、編者の古希を記念して、駒澤大学大学院での久保田ゼミ修了生達が日頃の研究成果を持ち寄っての論文集刊行を計画し、それが実現したものである。
 9年前の『松平家忠日記と戦国社会』(久保田編、2011年、岩田書院)では、テキストの『家忠日記』をもとに、テーマを設定し編集させていただいたが、今回はゼミ修了生それぞれが抱える研究テーマで挑戦しようということになった。(中略)
 本書が扱っている時代は鎌倉・室町期各一本、あとは戦国・織豊期で、対象としている地域は広く、東北・関東・中部・東海・近畿・中国地方にわたっており、内容も多様である。そこで本書の体裁としては、各論文をほぼ年代順・地域順に並べることにした。」  (久保田「はしがき」より)
【主要目次】 
中原兼遠と根井行親
 −源義仲の後見人についての考察−
辻  崇宏
「守護領国制」論 再考
 −戦後歴史学を読み直す−
稲葉 広樹
南部氏の正月行事にみる領主関係 滝尻 侑貴
戦国大名伊達氏の家督相続 佐藤 貴浩
天正二年最上氏内紛再考 菅原 義勝
天正期北関東諸氏と羽柴氏にみる「無事」 宮川 展夫
真田氏の吾妻郡支配と海野長門守・能登守
 −「海野氏殺害事件」とその意義−
瀬高 一穂
戦国期千葉氏権力と東総地域
 −千葉胤富の香取郡・海上郡支配−
山本 昌幸
越後国上杉氏直臣に関する基礎的考察
 −越後千坂氏を中心に−
中村 亮佑
戦国大名武田氏と信濃国一宮諏方社
 −天正六年の諏方社造宮事業を中心に−
長谷川幸一
遠江松井氏の基礎的研究 鈴木 将典
飛騨国真宗寺院照蓮寺と内島氏 小笠原春香
天正二年の信長による蘭奢待切り取りの再考察
 −織田権力の大和支配の観点から−
角  明浩
『家忠日記』研究覚書 久保田昌希

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