江戸天下祭の研究 近世近代における神田祭の持続と変容 神田明神選書D 岸川 雅範 著 (神田神社権禰宜/1974年生まれ) 2017年11月刊 A5判・418頁・上製本・カバー装 ISBN978-4-86602-014-3 C3039 8900円 (税別) 品切れ |
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江戸天下祭とは、神田明神の神田祭と江戸山王権現(日枝神社)の山王祭の両祭礼を意味し、江戸幕府公式の年中行事であったため、明治になって自動的に終焉を迎え、その後は、都市祭礼・氏神祭礼へと変遷していくことになる。 天下祭の研究史は、多くの蓄積があるが、時代もテーマも断片的に行われてきたが、本書は、学位論文「江戸天下祭の歴史的展開に関する研究」(國學院大學)に加筆修正を加え、補論2編を付して、近世から近代に、神田祭が変容しつつも持続してきた姿を描く。 |
【主要目次】 |
序 章 江戸天下祭に関する研究史 【神田明神選書】既刊 |