千葉史学叢書2
中世東国の
地域権力と社会


千葉歴史学会編

1996年11月刊
A5判・410頁・上製本・函入
ISBN4-87294-63-X
8200円


第1章は政治史に関する論文を収める。これらは、支配者(権力者)側の史料を多面的かつ具体的に検討しつつ、房総を中心とした中世東国の政治や社会についてせまったものである。第2章は水運・交易・港湾都市に関する論文を収める。そして第V章には、日蓮宗をはじめとする宗教と在地社会に関する論文を収める。


【収録論文】

1 領主権力の諸相
下総山河氏の成立とその背景―中世常総地域史の再検討― ……… 市村 高男
近江佐々木氏と東国―その基礎的な考察― ……… 湯山  学
高城氏と千葉氏・原氏・古河公方 ……… 平野 明夫
「山林」文言からみた延命寺文書―里見氏権力に関する一考察― ……… 大石 泰史
北条水軍山本氏について―里見氏水軍との海戦をめぐって― ……… 浜名 敏夫
戦国大名北条氏の他国衆統制―「指南」「小指南」を中心として― ……… 黒田 基樹

2 都市と流通
中世前期の船橋―領主・荘郷・港津・寺院― ……… 野口  実
中世北総の生産形態と水運―千葉氏の経済基盤をめぐって― ……… 千野原靖方
戦国期房総における流通商人の存在形態 ……… 滝川 恒昭

3 宗教と社会
中世下総国埴生庄と龍角寺 ……… 植野 英夫
中世下総国の寺領と安堵―中山法華経寺を事例として― ……… 湯浅 治久
上総佐坪にみる室町期の在地社会 ……… 山田 邦明
領国危機と修法 ……… 加増 啓二
―「妙本寺文書」所収北条氏康・金剛王院融山の往復書状写をめぐって―
安房妙本寺の「虫払い」について―妙本寺研究の一齣として― ……… 佐藤 博信

*千葉史学叢書 (1)古代(3)近世は高科書店刊
(2)中世東国の地域権力と社会  8200円
(4)千葉県近現代の政治と社会  9900円


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