第1章 柳田国男の昔話世界へ |
第1節 『遠野物語』流竄―初版と「拾遺」のあいだ― |
第2節 『遠野物語』の衝撃―柳田国男の出発― |
第3節 「遠野物語拾遺」の位相 |
第4節 「土佐源氏」を読む―民俗誌の新しい展開のために― |
第5節 柳田国男の昔話学 |
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第2章 昔話の運び屋 |
第1節 昔話の運び屋―そのお節介ぶり― |
第2節 祭文語りと早物語―村共同体への定着の条件― |
第3節 百物語―その成立とひろがり― |
第4節 昔話語りの歴史的展開 |
第5節 比較民話研究について―研究のための〈比較〉の視角をどうするか― |
第6節 世間話と昔話の間―「異人殺し」と「子守唄内通」― |
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第3章 語りの饗宴 |
第1節 昔話の受容―「桃太郎」と「瓜姫子」から― |
第2節 メッセージとしての昔話―語りの構造を考える― |
第3節 語りの落差―昔話のユートピアを中心に― |
第4節 語りの座と「闇」・その後―聞き手の視座から― |
第5節 口承文芸と民俗学―昔話を通して― |
第6節 語りによる昔話伝承―昔話の主題との関連で― |
第7節 昔話の子ども社会への定着 |
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