日本宗教史研究
文献目録2


大濱徹也・圭室文雄・宮田登・根本誠二編

2000年10月刊
A5判・778頁・上製本・函入
ISBN4-87294-167-5
13800円

『日本宗教史研究文献目録1』(1995年、小社刊)のあとをうけて、1987年から97年に刊行された日本宗教史に関する著書・論文、約13,000タイトルを分野別に収録。
「日本宗教史研究を深めるには、世紀転換期を彩る多種多様な信心をめぐる物語がさかんであればあるほど、大地に根ざした信仰、宗教が生み育てた世界への眼が求められています。それだけ世間に流され、学界の約束事になぞらえた腑分図もどきの研究ではなく、己が内なる声にうながされた研究を可能とする作法を築くことが、現在ほど問われている時はありません。本目録が、こうした研究の現状を確認し、宗教史研究の新地平を切り開く場となれば幸いです。そのためにも、可能な限り網羅的に研究業績を採録することに努めましたが、いまだ多くの欠落があることは否めません。しかし、本目録は、現在手にしうるものとして、可能な限り多様な宗教にかかわる研究業績を収めており、自らの眼で研究の現状を問い質す器となりうるものです。新たなる飛翔の場として活用していただければ幸いです。」 
 (本書「はじめに」より)


【主要目次】

分野内は、執筆者の50音順、発表年順、に配列。全2冊完結。

総記・通史

古 代

中 世

近 世

近現代

民 俗


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