CD白幡ミヨシの遠野語り

吉川 祐子 監修
(民俗文化研究所代表)1999年7月刊


CD2枚組・解説書12頁
ISBN4-87294-149-9
3800円
2007年6月3刷出来


吉川祐子編『白幡ミヨシの遠野語り』『遠野物語は生きている』(小社刊)から、代表的な昔話・世間話を24話収録する。内4話(下記の*印)は、今回新たに収録したもので、解説書には、翻字したものを収める。
白幡ミヨシ媼は、明治43年生まれ。岩手県遠野市出身で、『遠野物語』に収録されている話を、当時の香りをただよわせながら語ることができる、遠野の民俗的な語り手の最後の
ひとりといってもいい婆様である。
今回のCDには、ミヨシ媼の長女の菊池玉さんの語りも1話収録した。親子の伝承をしる参考になろう。
なお、収録の語りは、1998年12月に、白幡家の客間で新たに録音したものである。
【収録内容】
disc1 昔話編 (約70分)
1 おしら様
2 鬼の子小次郎
3 馬放しに行かされた童子の話
4 猿と蟹
5 一寸法師
6 鼠の相撲取り *新収
7 瓜こ姫こ
8 極楽見てきた婆様
9 耳帽子
10 笠売り爺様
11 蛇にだまされた娘
12 鼠の嫁入り *新収
13 ねずみの千匹
disc2 世間話編 (約70分)
1 サムトの婆様
2 下女を流した話
3 座敷童子
4 河童の恩返し 
5 山男の話
6 鉄砲撃ちとオリワ
7 まよいが
8 あく太郎 *新収
9 置き針置きの話
10 早瀬河原の親子石(語り:菊池 玉) *新収
11 シラッパタケにカブ撒いた馬


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