岩田書院ブックレットB 草の根文書館の思想 安藤正人著 (国文学研究資料館・ 史料館(国立史料館)教授) 1998年5月刊・A5判・100頁・並製本 ISBN4-87294-116-0 1400円 品切れ |
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2007年2月3刷出来 | |
全国津々浦々に文書館を、という願いを込めて…「地域に存在する種々の団体が、文書作成主体として自らの文書を保存することこそが文化だ」という考え方を、私は「草の根文書館の思想」と呼びたいと思う。 私は本書を通じて「草の根文書館の思想」を唱導しようというのではない。そうでなくて、全国の実践者から学んできた“地域からの視点”を私なりに位置づけ直してみたいということ、それから、自分なりの「草の根文書館」応援歌を歌いたいということ、それが『草の根文書館の思想』という書名を選んだ私の気持ちだと理解していただきたい。(本書「はじめに」より) |
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【主要目次】 | |
第1章 文書館についての四章 | |
文書館とは何か/文書館と図書館・博物館/文書館と市民/文書館と行政 | |
第2章 「記録遺産」の思想と文書館システム | |
「記録遺産」の思想/「記録遺産」と文書館システム | |
第3章 記録史料をどう活かすか ―アメリカの文書館における教育普及活動を見て― |
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第4章 記録遺産の保存と地域文化の継承発展 ―田中家史料調査の意義― |
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史料保存の歴史と現状/地域の記録遺産としての田中家史料/〈草の根文書館〉を作ろう | |
第5章 草の根文書館を作ろう | |
国立史料館のこと/失われる〈記録〉、失われる〈記憶〉/記録遺産を守る ―日本と世界の試み/地域に草の根文書館を作ろう―私の提案 |
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第6章 育てアーキビスト―記録遺産を守り活かす専門職― | |
アーキビストとはどういう仕事か/専門職としてのアーキビストを育てよう | |
※ブックレット文書館シリーズ | |
(1)情報公開の源流 小川千代子著 1400円 (2)日本の文書館 高野 修著 1400円 (3)草の根文書館の思想 安藤正人著 1400円 |
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