No.新7(2024.07)

【「地方史情報」終刊】

 1997年の創刊以来27年、168号にわたって刊行してきた「地方史情報」(140号、2019年よりweb版のみで公開)は、編集・製作を担ってきた白鳥舎の活動停止により、本号をもって終刊とします。これにともない、『地方史文献年鑑』も、現在編集中の2023年版をもって終刊になります(web版「地方史情報」168の編集後記参照)。
長い間、ご支援ご協力いただいた皆様に、あつくお礼申し上げますとともに、突然の終刊に至りましたこと、お詫び申し上げます。
 本誌および『年鑑』は、編者(飯澤)と、実際の作業をしている白鳥舎(白鳥)と、岩田書院(岩田)の3者のうち、一人でも欠けたら成立しないものです。それが欠けた。
 身内の話になってしまいますが、私が名著出版在社中に新入社員として入ってきたのが白鳥でした。その彼に私が最初に与えた仕事が、この「地方史情報」の前身である『月刊歴史手帖』連載の「地方史雑誌・文献目録」(飯澤編)の校正でした(私は覚えていないが、本人がそう言ってた)。
よくここまで続いたものです。飯澤さん,白鳥さん、ありがとうございました。
 なお、この後のことは、編者の飯澤さんと、なんらかの形で継続できないか、検討中です、というか模索中です。決まりましたらご報告しますが、もうこのあたりで終わりにしてもいいのかな、という気もしています。