No.1094(2020.01)

【前年比マイナス50%】

 昨年(2019)の新刊点数は22点、売上は5500万円、一昨年(2018)は49点、1億円。細かく言うと、昨年末に出来た新刊3点は今年の分に回したし、昨年の10月以降の売上は、消費税がUPしているので、誤差はあるが、実勢としては新刊点数・売上ともに半減。もっとも、一昨年がピョンとV字回復してしまったので、これは予定通りの事業縮小路線である、とも言える。
 ただ言えることは、やはり新刊点数と売上は比例するもんだ、と言うこと。いくら既刊本の在庫がたくさんあっても、それが売上の下支えをしていると言っても、である。
 新刊点数が減れば、当然、制作費も減るわけだが、事務所の経費などの固定費は減らない。これが人を雇っていると、人件費は減らないので、よけいにたいへんですねえ、と他人事として言う。
 というわけで今後も、せっかくの出版企画をお断りすることが多くなってきますが、ご了承ください。