No.1077(2019.09)

【冊子版「地方史情報」最終号】

 1997年6月の創刊以来22年、本年2019年9月の139号をもって、冊子版の刊行を停止します。いままでもPDF版を岩田書院のサイトで公開してきましたが、以後はPDF版のみとして、年に6回程度の頻度で公開していきます。これまでのご支援に感謝するとともに、今後も引き続きご協力くださいますよう、お願い申し上げます。
 既に数年分の購読料をご送金いただいている方に対しては、代金を返金しません。ご了承ください。なお、いままで一度も送金してこなかった人が、長い間ありがとうございました、と言って、22年分(22,000円)を送金してくれた。ありがたいことです(あ、いえ、だからどうだ、と言いたいわけではありませんので…)。
 この有料購読者数は、平均延1,000人(100万円)弱。送付件数は12,000件だから、1割にも満たない。その程度の必要性しかないのか、と自虐的になったりしていたが、意外と見てくれていたんだ、とちょっとうれしくなりました。そう言っておきながら、冊子版は予定どおり終刊です。
 なお、この「地方史情報」のデータをもとに、毎年『地方史文献年鑑』を出していますが、これは今後も継続していきます。
 最近、岩田書院のDMが届くようになった方には、この「地方史情報」をお送りしていないので、何のことやら判らないかもしれませんね。「ああ そういう雑誌を出してたのね」と思っていただくだけで結構です。